■日本のパンの歴史

パンという言葉が日本にやってきたのは安土・桃山時代のころ、ポルトガルからでした。この時代、ポルトガルとの貿易を盛んに行われ、南蛮文化とともにその時代のパンも渡ってきました。かの織田信長も南蛮文化に強い興味を持ち、鉄砲などの武器のほか、衣・食文化も多く生活に取り入れていたとされていますが、当時のパンも口にしたという話も残っています。ただ、日本での主食は米や他の雑穀であったこと、鎖国やキリシタンの追放などによって小麦を使ったパンは一旦日本から姿を消しました。それから250年以上経った江戸時代後期、戦地に向かう日本軍の保存食のためにパン作りが行われるようになりました。しかし、これはあくまで保存食、非常食としての趣向が強いもので、本格的に庶民のためのパンづくりが行われるようになったのは、明治時代に入ってからでした。

次はプリウスに乗ってみようと思うので、ガリバーを使って情報収集を開始しました。

■あんパンが本当の意味で初めての日本人のパン

現在も超有名なパン屋が、日本人の好みに合うように思考錯誤して作られたのがあんパンです。その特徴は酒の種を混ぜて発酵させる方法で、一口食べるとほんのりとお酒の風味が広がります。あんパンは多くの庶民に愛され、今では日本のパン屋さんに必ず置かれているパンとなっています。第一次世界大戦がはじまると、ドイツ人が日本各地で捉えられましたが、彼らによってドイツパンの作り方が伝えられました。第二次世界大戦では素材となる小麦やバター、砂糖などが手に入りしくくなり、一時はパン作りも途絶えましたが、戦後高度経済成長期に一気にパンの文化が日本中に浸透し、日本人の食卓にも様々なパンが登場することになりました。ドイツから伝わったパンは小麦やライ麦を原料とするシンプルなパンが多く、アメリカやフランスから伝わったパンは、バターや砂糖、フルーツが使われるなど、甘くてケーキのようなパンでした。日本では独特の調理パンというものも多く作られています。パンの上にコーンやマヨネーズをのせて焼いたり、ホットドック用のパンに焼きそばやコロッケをのせるなど、日本人の好みに合ったバラエティ豊かなパンがお店に並ぶようになりました。

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